一本の電話
動物福祉の延長線上に、人間の福祉がある
実験動物に対する福祉思想
「何とかして、助けられないだろうか」
ささやかだが大切な第一歩
真剣な話し合いの末に
犬の飼育室
空前のペットブームの影に
動物実験の成果のお陰で
誤った考え方を変えるチャンス
人との協調が一番必要
不思議な雰囲気を持つ犬
選べないけど、選ぶしかない
興味を持つものがないと・・・
セラピードッグ・メディカルセンター
一頭の命を助けることから
初めて施設の外に出て
新しい第二の生活に旅立つ
基本的な生活習慣を
社会復帰に向けて
犬と関わりのある仕事
街頭募金のアルバイト
永池、ゆきの担当者に
犬と生活を共にする決意
食欲を知らない犬
てんかん、けいれん、脱ぷん、失禁
普通の生活
人を咬む犬にしてしまった
訓練再開
少しだけど変化が
一進一退
ゆき、もっともっと走れ!
発作が心配で
副作用の少ない薬を
訓練、検査
初の人前デビュー
「慣らし運転」スタート
車イスの方と外へ散歩に
週一ペースでの発作が
環境変化の刺激が強すぎた
初めてフルタイムのデイサービス
人の出入りが激しいと
ホームへ一泊
譲渡日決定
第三の生活がスタート
ドッグセラピー
今日も犬たちは捨てられていく
福祉施設との協力を目指して
愛犬マルの死
熱い思いが一つに
永寿のトレーナー 田中めぐみ
断られる覚悟で
予行演習スタート
ゆきの譲渡式
セラピードッグ ゆき誕生
生まれて初めて空をみた 目次